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tsujimotterのノートブック

日曜数学者 tsujimotter の「趣味で数学」実践ノート

2015 年の「日曜数学」活動を振り返る

2016 年も 10 日ほど経ってしまいましたが、2015 年の活動を振り返る記事を書いてみたいと思います。主に自分向けのまとめなので、ずいぶん長い記事になってしまっていますが、よろしければお付き合いください。

2015 年の tsujimotter は「プログラマのための数学勉強会」や「ニコニコ学会β」への登壇をきっかけとして、びっくりするぐらいたくさんの場所で数学の講演をすることができました。まさに怒涛の1年だったと思います。私自身の活動を「日曜数学」と称したのは、実は 2015 年からだったのですが、そうとは思えないぐらい「日曜数学」という言葉をたくさん発した一年でした。

たくさんイベントに参加した一年でしたが、本当はその1つ1つについて独立した記事を書きたいと思っていました。とはいえ、なんだかんだで書くのが大変です。時間が経つにつれて細かいことを忘れてしまって、1つの記事としてまとめられないものもあります。でも、書かないときっと完全に忘れてしまう

というわけで、2015年にやった活動、参加したイベントなどを、全部まとめて一気に書いてしまおう、と思ったのでした。

それでは、早速1月から書いていきましょう。

1月

リーマンの素数公式を可視化する

お正月休みを利用して、一人ハッカソンをやっていました。「リーマンの素数公式」を可視化するウェブアプリを作って公開しました。このアプリは、このあと開かれた「第1回プログラマのための数学勉強会」で披露することになります。
tsujimotter.info

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情報科学若手の会・冬の陣 2015 #wakate2015w

思えば、2015年一発目の数学の講演はこれでした。私が幹事を務めた、情報科学若手の会・冬の陣というイベントです。この回は、明治大学の宮下先生の全面協力のもと、明治大学中野キャンパスで実施されました。ニコニコ学会第1回でプレゼンを見て以来、私が先生に対して一方的に憧れを抱いていたのですが、ついにご本人にお会いすることができました。発表タイトルは「日曜数学のススメ」でした。

発表スライド

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第1回 プログラマのための数学勉強会(@Yahoo!)

今年の怒涛の数学講演は、このイベントをきっかけに始まりました。誘ってくださった佐野さん本当にありがとうございます。別の記事にて書いたので詳細は割愛します。発表タイトルは「明日話したくなる「素数」のお話」でした。

発表スライドYouTube動画

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2月

おうちハック発表会 #2(@秋葉原ガレージ)

湯村さん主催のおうちハック発表会というところでお話ししてきました。これもレポート書いたので割愛。たまたま若手の会・冬の陣の参加者と再会したのですが、(私が珍しく)技術系の話をしたので「本当に同じ人なのか?」とひどく驚かれました。笑
発表タイトルは「おうちで野菜が食べたかった」でした。

発表スライドYouTube動画

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3月

関西すうがく徒のつどい(@京都大学)

関西すうがく徒のつどいというイベントに参加するために、京都まで遠征してきました。発表はしませんでした。このイベントは、関西にある大学の数学科の学生を中心に企画された、プロアマ問わず参加できる公開セミナーイベントです。誰でも参加できるとはいえ、メインの参加者層は数学科の学生なので、なかなかにレベルが高いです。

第6回関西すうがく徒のつどい | 関西すうがく徒のつどい

以前に発表していた「素数Tシャツさん」という方の大ファンだったので、(あわよくば会えないかなと期待して)以前からウォッチしていたイベントでした。
このときは残念ながら素数Tシャツさんには会えなかったのですが、リングさん(@matsumoring)や三重積さん(@triprod)ほりきゃわくん(@Hyrodium)など後々非常に密接に関わる方々と出会うことができました。

三重積さんの発表内容以外は、難しくてぜんぜんわかりませんでした。笑
自分には数学的な基礎が足りないことを実感しました。一方、この会を通して、自分に足りない部分(射影幾何・数論幾何・位相幾何など(幾何ばっかやw))がどこなのか、把握することができたのが後々収穫になりました。

会が終わったあとに、リングさんからファーストフード店で幾何に関する個別指導を受けたことも、楽しかったです。このときの話が、5月の第3回プログラマのための数学勉強会でリングさんに発表いただくきっかけにもなりました。

情報処理学会全国大会&IPSJ-ONE(@京都大学)

IPSJ-ONEは情報処理学会の関連する研究会から推薦された若手のスーパー研究者に、研究人生について語ってもらうトークセッションイベントです。(すごすぎて情報処理学会には出ないレベルの)エリート研究者たちが一同に会して、夢のある魅力的な研究ビジョンについて語ってくださいました。

私は、湯村さんに声をかけていただいて、IPSJ-ONEの幹事メンバーに加えていただきました。自分と年齢の近い(そしてレベルの高い)研究者たちと一緒に仕事をして、個人的には色々とプレッシャーもあったのですが、とても刺激になり代え難い経験となりました。

来年は慶応大学SFCで実施されるそうなので、行ける学生はぜひ参加しましょう。絶対損はないと思います。


第2回 プログラマのための数学勉強会(@Yahoo!)

プログラマのための数学勉強会の第2弾でも、発表の機会をいただくことができました。今回は kamiyama2 さんの動画TSKi さんのブログ にインスパイアされ、「時計の世界の整数論」と題して初等整数論の話をしてきました。

発表スライドYouTube動画

この回は、CodeIQ の馬場さんにまとめの記事を書いていただきました。

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4月

非常勤講師がはじまる

週1コマで他大学の非常勤講師をはじめました。一年間継続しましたが、なかなかしんどかったです。先生ってすごいんだな。

基本領域ゲームを公開

「基本領域ゲーム」というブラウザアプリを公開しました。もともと保型形式の理論に興味があって、独学で勉強していたのですが、どうもモジュラー群ってやつと基本領域っていうのが意味がわからない。どうにか理解できないかなと思いながら手探りで可視化プログラムを作っていたのです。そうしているうちに「あれ?これゲームにできるんじゃない?」と思いつきました。

公開してみると、関西すうがく徒のつどいでお会いしたリングさんや三重積さんが遊んでくれて、おかげさまで結構な範囲で広まりました。このへんからブログで書いた記事に対してのレスポンスをいただけるようになってきました。

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四ツ谷マスカフェというところに遊びにいく

この頃少し人生に悩んでいて「いかにして数学で遊びながら食べていくか」という(甘い)ことを考えていました。そんな中、鹿児島に「数学カフェ」というものがあることを知り、さらに東京にも似たようなコンセプトのカフェがあることを知りました。
経営者は大学の先生を退官された方のようで、人生楽しそうな人でした。ああいう生き方いいなと思いました。シェアカフェという形態で経営されているらしく、リスクが少ない面白い方法だなと勉強になりました。

PRML勉強会(@筑波大学)

筑波大学に通う hurutoriya くんが主催する「パターン認識と機械学習(通称PRML)」の勉強会に初参加します。hurutoriya くんとは情報科学若手の会で一度会ったことがあり、そのつながりで以前からつくばに住んでいることは知っていたのですが、よいタイミングなので声をかけてみました。次の日がニコニコ学会の本番ということもあり、懇親会は参加せずに帰ったのですが、とても面白い会だったので継続して参加することにしました。懇親会に参加できなかったのが、あまりに残念だったので「次は絶対懇親会いくこと」を約束してきました。

第8回 ニコニコ学会β シンポジウム(@幕張メッセ)

ニコニコ超会議内で開催された「ニコニコ学会βシンポジウム」の数学セッションに登壇しました。「10分間でリーマン予想について話してくれ」という無茶振りを受けて「リーマンの素数公式」や「ゼータ関数」の解説をしてきました。触れるゼータ関数は、この会で初披露しました。ニコニコ生放送のようすは以下のリンクより、いつでも観ることができます。

「リーマン予想の遊び方」というなかなか刺激的なタイトルをチョイスしました。

発表スライドニコニコ生放送

ここで、のちに日曜数学会を一緒に立ち上げるキグロさん、幹事に加わっていただくtsunutさん、クリスカさんと出会います。日曜数学会等でお世話になっている綾塚さんともこちらで出会いました。以前からウォッチしていた「寿司虚空編」という漫画の作者である小林銅蟲さんにもお会いできました。

本番前日のリハーサルが押してしまい、懇親会に出遅れた数学チームだったのですが、結果端っこで固まって飲むことになりました。はむくん(複雑系コミュニティの人、ライフゲームの動画で有名)も合流して、少人数の数学チームで飲んでいたのですが、これが楽しい楽しい。「お酒を飲みながらざっくばらんに数学の話をする」のがあまりに楽しいということがわかり、また別の機会にこれをやろう、と意気投合しました。これがのちに「日曜数学会」となるわけです。余談ですが、懇親会ではしゃぎすぎたために本番の発表では声が枯れてしまいました。

また、触れるゼータ関数の3D出力は知人にご協力いただきました。直前に何度も試行錯誤していただいて、見栄えのする作品を作ることができました。本当にありがとうございます。

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5月

触れるゼータ関数&食べられるゼータ関数を公開

ニコニコ学会で「触れるゼータ関数」を披露したわけですが、嬉しい反響がありました。ニコ生のコメントでも「ゼータ関数欲しい」「おいくら?」のようなコメントが溢れていて「これはみなさんの手に届けないといけない」と思いました。ニコニコ学会の湯村さんからDMM.makeというサイトを教えていただき、さっそくこちらに登録することにしました。「お値段は素数」のキャッチコピーのもと公開したら、いろんなネットニュースに取り上げていただいて、結構な話題になりました。

その流れで「食べられるゼータ関数」も作りました。ちょうど私の誕生日だったこともあり、バースデーケーキをゼータ関数の形状にしてみたのでした。以前から試してみたかったクックパッドにもレシピを載せてみました。

買ってレポートを書いてくださった方もいましたのでご紹介します。

最速レポート!触れるゼータ関数をDMM.makeで購入してみた - yumulog | 社会人博士の日記
-数学- 手触り感のある数学、さわれるゼータ関数 - Maxima で綴る数学の旅

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第3回 プログラマのための数学勉強会(@Yahoo!)

タイトルは「五次方程式が代数的に解けないわけ」。五次方程式の可解性を解き明かす「ガロア理論」について発表しました。「ガロア理論」という言葉は、数学に触れた人は一度は聞いたことのあるものだと思いますが、一方で内容を理解している人はそう多くないように思います。わかりやすい解説書もちらほら出てきていますが、「30分で理解できるわかりやすいガロア理論」は誰もやったことがないだろうと思い、挑戦してみることにしました。この会で、念願の素数Tシャツさんとの対面を果たし、朝まで数学について語り明かしました。とても楽しかった。

発表スライドYouTube動画

今回もCodeIQさんに記事を書いていただきました。嬉しい。
codeiq.jp

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PRML勉強会(@筑波大学)

2回目の参加で、今回は発表もしてきました。PRML上巻の第3章を補足しました。「線形代数って大事だなぁ」と実感できる内容になったと思います。

発表スライド

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tsujimotter.hatenablog.com

6月

はるにれ実験教室&MOE研究会(@北海道大学)

札幌にいた頃からずっと参加してきた「科学勉強会/NSI」が主催する「はるにれ実験教室(科学実験教室)」に、お手伝いとして参加してきました。

また、同時開催されていた MOE 研究会 というイベントにも参加し、ニコニコ学会のときの内容を発表しつつ、触れるゼータ関数の展示をしてきました。
このイベントでは一人の小学生と出会いました。小学六年生にもかかわらず、趣味でプログラミング(Scratch)を勉強しているそうです。特に素数に関心があり、素数階段をグラフィカルに表現するプログラムを作って遊んでいるとのこと。将来有望ですね!私のゼータ関数の話にも興味津々で聞いてくれました。
意気投合して記念写真まで撮ってきてしまいました。彼に会えたのが、この札幌旅行のいちばんの収穫だったといってもいいでしょう。

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第1回 日曜数学会(@新宿)

4月のニコニコ学会のときからやりたいと考えていた「お酒を片手に数学について熱く語り合う会」がついに実現しました!「参加者全員が何かしらのネタについて気軽に話そう」というコンセプトのもと、ライトニングトーク(5分程度のショートプレゼン)スタイルを試してみたのですが、これが見事にはまりました。

私自身は「日曜数学の実践」と題して、これまでの私の活動をまとめつつ、趣味で数学と遊ぶことの魅力を語りました。

発表スライド

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つくば横の会(@筑波大学)

つくばに点在する研究機関に所属する研究者の横のつながりを作ろうと、ニコニコ学会の主催者である江渡さんを中心に企画されたイベントです。江渡さんからお誘いいただいて発表してきました。

発表タイトルは「日曜数学のレシピ」。触れるゼータ関数・食べられるゼータ関数・基本領域ゲーム等の実践を例に「高等数学を大衆化するための試みと野望」について語りました。

発表スライド

7月

サイエンス・バー・ノラヤ vol.2(@仙台)

初めての東北遠征です!仙台のコワーキングスペースである「ノラヤ」にて、講師をすることになりました。ノラヤさんでは、不定期でサイエンス・バーというイベントをやっているのですが、そのコンセプトがあまりにも素敵だったので、私から「講師をさせてもらえませんか」と声をかけたのです。

「折り紙とコンパスで計算してみよう」と題して、定規とコンパスを用いた作図と折り紙に関する数学的トピックを一つの流れとして語ることに挑戦しました。途中で参加者にも手を動かしてもらうパートを作るなど、いろいろな工夫をしてみたのですが、楽しんでもらえたようでよかったです。

発表スライド

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第4回 プログラマのための数学勉強会(@Yahoo!)

第1回から第3回まで発表してきたイベントですが、今回は見学のみの参加でした。せっかくの機会だったので、バッチリ取材してレポート記事を書いてやろうと思っていたのですが、すみません力つきました。
全体的にレベルの高い発表が続いていたような気がします。

個人的に、佐野さんの発表が素晴らしかったと思います。srtk86さんの発表も知的な話に溢れていて、興味津々で聞いていました(「楕円曲線うなぎ」が最高に面白かった)。
日曜数学会にもよく顔を出してくださっている simizut22 さんとも初対面だったと思います(ちがったらごめんなさい・・・)。

佐野さんによるレポート記事

8月

無理数とお友達になろう(@科学勉強会 札幌)

6月の実験教室の主催者である科学勉強会では、その名の通り科学に関する勉強会を毎週開催しており、その勉強会の発表を引き受けることになりました。私が大学1年の頃から始まったその会は、もう10年目に突入し、今回は第384回目でした。

「無理数とお友達になろう」と題して、無数にある無理数の中から、特に面白い性質のものをピックアップして楽しく紹介しました。以前にもこの勉強会で「整数とお友達になろう」という発表をしていて、今回はその続編となります。

発表スライド

第2回 日曜数学会(@新宿)

日曜数学会の第2回を開催しました。10名もの方に発表いただいて、大いに盛り上がりました。遠く札幌からは id:end01nojo くんにも参加いただきました。

私の発表タイトルは「二次形式と素数で遊ぼう」でした。二次形式によって表現される素数の性質の不思議さを紹介しつつ、これを可視化するブラウザアプリを作って、それを披露しました。

このあとしばらく「二次形式」に夢中になり、ブログでも関連の記事が続くことになります。

発表スライド

発表者の id:yuzutas0 さんに、レポート記事を書いていただきました。線形代数の発表もとてもわかりやすく、しかもキャッチーで素晴らしかったです!


山口正栄記念奨学財団 交流会(@札幌)

たまたま輪番休暇が重なり大学時代にいた札幌に帰ることができました。そのタイミングで、大学時代にお世話になった奨学財団のイベントに参加し、後輩の前で講演してきました。
「人生楽しく生きることが大事。とくにゼータ関数が最高」という話をしてきました。

第6回 数学カフェ(@銀座ルノアール)

日曜数学会に参加されているみずすましさんに声をかけていただいて、発表してきました。この回の全体のテーマは「折り紙」でした。たくさん折り紙の本を出されている方や "Computational Origami" を研究されている先生方と一緒に、私も折り紙の数学(特に三次方程式が解ける仕組み)についてお話ししてきました。

この会でいちばん折り紙に詳しいであろう、折り紙アーティストの前川淳さんという方がお客さんとして参加するという異様な雰囲気の中、折り紙と数学に関してのアツい話が次から次へと繰り広げられました。

タイトルは「折り紙と正多角形と三次方程式」でした。

話を聞いた幹事の方から「コサインが分かると世界が広がる」という素敵な名言をいただきました。(ちょうど「コサインがわかっても人生に何の得があるのか?」的な話が話題になっていた時期でした。)

発表スライド

9月

情報科学若手の会・夏の陣(@山喜旅館)

1月に行われた情報科学若手の会の夏合宿番のイベントです。私が以前より気になっていた研究者、加藤淳さんにご講演をいただくことができました(素晴らしいご発表でした)。いろいろ楽しかったイベントでしたが、幹事だったこともあり無事に会が終わったことでほっとしました。この会を持って私の情報科学若手の会の幹事業は卒業となりました。

そういえば懇親会では、今年も「my手回し計算器」が活躍しました。

関西すうがく徒のつどい(@大阪大学)

関さんの「 ζ の無理性」についての発表、リングさんの楕円関数についての発表を聞くことができました。Zudilin による ζ(5), ζ(7), ζ(9), ζ(11) の無理性についての定理の真相がわかって感激しました。


10月

ABpro 2015(@明治大学中野キャンパス)

たぶん今年参加した中で、最高に面白かったイベントの1つです。アブノーマルなプログラミングを競う大会で、みんなが思い思いの解釈で好き勝手に楽しいプログラムを自慢し合います。前後で展示会の仕事が重なりとても忙しかったのですが、頑張って参加して本当に良かったと思います。

「{触れる/食べられる} ゼータ関数」というタイトルで発表しました。

発表スライド

毎年この10月に行っているようですので、興味を持った方はぜひ参加してみてはいかがでしょう。

ABproウェブサイトtogetterまとめ

第3回 日曜数学会(@高田馬場)

日曜数学会も今回で3回目です。今回は12名ものみなさんに発表いただきました。
運営にもある程度慣れてきたということもあって、ニコニコ生放送にも挑戦しました。生放送の様子は、キグロさんがアーカイブ動画としてまとめてくださいました。まだ見たことがないという方はぜひご覧になってください。

生放送録画(その1その2その3その4

私は「Turing Machine for programming」というタイトルで、ウェブブラウザで動作するチューリングマシンを作り、その紹介をしました。

発表スライドデモページ

発表者の谷山さんには、レポート記事を書いていただきました。こちらもぜひご紹介したいです。スノーボードのシミュレータ、素晴らしかったです!
http://blog.goo.ne.jp/kochi-twilight/e/809ba5bcd2c52485410b5971f8abe7c3

11月

サイエンスアゴラ(不参加)

ニコニコ学会β のブースで「研究100連発」のデモンストレーションが行われ、そのトピックの1つになんと「日曜数学」というテーマが選ばれました。私は行けませんでしたが、キグロさん・ぶっちさん・リングさん・はむくん・三好さんら日曜数学会のメンバーと、ニコニコ学会でも登壇されたAetonさんが活躍されていました。

Activities_専門家から - 専門家と非専門家のための対話の場づくり ― Dialogue for Social Inclusion
「日曜数学」 - 専門家と非専門家のための対話の場づくり ― Dialogue for Social Inclusion

デジコミュ秋田(@秋田市にぎわい交流館AU(あう))

8月のノラヤさんからのご紹介で デジコミュ秋田 2015 というイベントで「折り紙と数学」に関する講演をしてきました。タイトルは「折り紙と数学と意外な関係」。
初めての講演料をいただいての講演になりました。「参加者の人たちの期待を裏切らないように」とプレッシャーを感じつつの発表でしたが,個人的な感触では,なんとか役割を果たせたのではないかと思います。

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特に今回は,新しく試みた話「正六角形を折っている最中に私たちは数の計算をしている」の反応が想定以上によくて,これは嬉しい誤算でした。準備中には「今まで正五角形だと思っていた折り方は,実はただの五角形だった」ことに気づいたり,正7角形のワークショップはもう少し工夫が必要だと気づいたりと,収穫の多い回でした。

発表スライド

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SC2015(@Austin)

お仕事で国際会議参加のためアメリカに行ってきました。テキサスのお肉は美味しかったです。

第5回 プログラマのための数学勉強会(@dots.)にいきたかった

皆勤賞だったプログラマのための数学勉強会ですが、今回は上記の国際会議参加のため、参加を断念しました。あまりにも残念。

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taketo1024.hateblo.jp

12月

日曜数学 Advent Calendar 2015

前年に引き続き、今年もアドベントカレンダーを企画しました。2015 年のテーマは「日曜数学」です。これしかないでしょう。前年は id:end01nojo くんとほぼ2人で書いていましたが、今年は多くの方々に寄稿いただいて、たくさんの「日曜数学の広がりとその可能性」を感じる記事をみることができました。協力してくださった皆様、ありがとうございます。
www.adventar.org

この企画を機に「日曜数学」という活動について文章でまとめてみたのですが、個人的にこれがよかったと思います。また、ブログを書きながら、今年は本当にいろんな人に出会って素敵な体験ができたのだなぁとしみじみ思いました。

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第400回 科学勉強会(@札幌)

科学勉強会で第400回の記念大会が開かれ、札幌まで行ってきました。400 回続くってなかなかすごいですよね。

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nsi.hateblo.jp

第401回 科学勉強会(@札幌)

その科学勉強会の第401回目の発表を担当し、スカイプ越しに発表をしました。タイトルは「素数は孤独じゃない!」。この内容は実は、せきゅーんさんの こちらの記事 に大いに影響を受けています。今考えると、いろんな人にインスパイアされていますね。笑

発表スライド

第9回 ニコニコ学会β シンポジウム(@ニコファーレ)

ニコニコ学会β の活動は 2016 年をもって終わりを迎えます。その活動を締めくくる FINAL シンポジウムとして、第9回が開催されました。

今回は「総決算」として、これまでニコニコ学会で登壇した人たちをたくさん呼んで、一気に代わる代わる発表させる「マッドネスマックス」という企画が用意されました。私は第8回の登壇者を代表して登壇させていただきました。

タイトルは「数式を味わい尽くすための3つの方法」。
live.nicovideo.jp

せっかくの機会をいただいたので、これまでのおさらいだけでは面白くないと思い、新しい試みとして全周ディスプレイを使ってゼータ関数の世界に飛び込む「ゼータ36◯」を披露しました。

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会場側からの様子です。宮下先生が動画で撮影してくれました。


Koozytさんの盛り上がり度ランキングという企画も行われていて、その中でなんと8位を獲得することができました。
blog.koozyt.com

発表スライド

第3.14回 日曜数学会 (@高田馬場)

忘年会を兼ねて、日曜数学会の幹事メンバーだけであつまりミニ日曜数学会を開催しました。メンバーの趣味で「日曜数学 x アニメ」がテーマでした。私は、今季のアニメは「おそ松さん」しか見ていなかったので、これをネタに「おそ松群("群" はもちろん "Group" の方の群です)」というネタを話してきました。これが 2015 年を締めくくる最後の発表となりました。

当日のようす 前編後編

まとめ

2015 年は 28件 のイベントに参加し、うち 21件 の発表をしてきました。その度にたくさんの人に出会うことができました。その人たちから刺激を受け、またその人たちと一緒に次のステップへ進むことのできた一年でした。

それぞれのイベントでレポート記事をきちんと書けなかったことが反省点です。後半はレポート記事が少なくなり、明らかに勢いが失速していますね。今回の記事のように丸々1年分を一気に書きあげるのは、なかなか骨の折れる作業だと思います。今年は、イベントが終わったタイミングで、すぐに取りかかれるといいなと思います。

2016 年は、また新たなステップに進みたいと思っています。発表だけでなく、これまで学んできたことを文章としてまとめたり、再度自分の言葉として噛み砕いていくことに特に力を入れたいと思っています。

今後も、数学の楽しさを伝えていきたいと思っておりますので、2016年も皆様どうぞよろしくお願いします!

宣伝

第4回日曜数学会は、2016年1月30日 (土) に世田谷で実施予定です!詳しくはこちら!

第4回日曜数学会

2016年2月21日(日)には、初の地方開催(@札幌)を企画しています!こちらも乞うご期待!

ポートフォリオ

tsujimotter が作ったものは、基本的にすべて以下のページにまとまっていますので、よろしければこちらもご覧になってください。
tsujimotter.info