みなさんこんにちは。
二月ももうすぐ終わりますが、今みなさんが気になっていることがあるかと思います。
ないんだっけ?
そう、今年は「うるう年」かどうかという問題ですね。
結論を最初に
今日お伝えしたい結論を先に言っておくと、
しっかり覚えていただくために、画像でもお伝えしておきましょう。
2024年は辰年なので、うるう年というわけですね!
『辰年はいつも「うるう年」』のしくみ
今回の趣旨としては、以上の事実をお伝えするだけでも十分ですが、しくみについてもちょっと触れてみたいと思います。
まず、うるう年は 4年に1度 やってくるということを思い出しましょう。
加えて、干支の方は 12年周期 です。
これを踏まえて、過去数年の干支とうるう年の関係を確認してみましょう。
2008年(子年)・2012年(辰年)・2016年(申年)がうるう年でしたが、4年おきにうるう年が発生しています。
干支が12年周期でうるう年が4年周期なので、干支が1周するごとにうるう年がちょうど3回発生します。
したがって、次のうるう年がまた次の子年に割り当たるというわけです。
この調子で、子年・辰年・申年 のタイミングだけうるう年が発生するというわけですね。
そんなわけで『辰年はいつも「うるう年」』が成立するというわけです。
あらためてこちらの画像を。
ほんとか?
今までの話を聞いて「ほんとか?」と思ったあなたは鋭い人です。
これまでの説明では、実は「うるう年」の定義が十分に説明されていなかったからです。
うるう年の正確な定義は次のとおりです:
ただし、以下の条件のときは例外である:
- 西暦が100で割り切れて、400で割り切れない年は例外的にうるう年ではない
先ほどまでの説明は、例外の部分をあえて述べていなかったというわけですね。
したがって「西暦が100で割り切れて、400で割り切れない年」に関しては、辰年であってもうるう年ではなくなるというわけです。
そこで、辰年かつ「西暦が100で割り切れて、400で割り切れない年」を探してみたいと思います。
まず、直近の2000年は辰年で、かつ、西暦は100で割り切れるのですが、400でも割り切れるため例外の例外としてうるう年です。
2024年以降を考えてみると、次のような結果となります:
2100年は西暦が4で割り切れますが、辰年ではないので飛ばします。
2200年も同じく西暦が4で割り切れますが、辰年ではないのでこれも飛ばします。
2300はようやく辰年かつ「西暦が100で割り切れて、400で割り切れない年」となり、うるう年ではありません。したがって、ここが法則が崩れる最初の年というわけですね。
なお、300年後の2600年も同様にうるう年ではありません。
したがって、冒頭の法則は「2300年、2600年等の例外は除く」と修正する必要がありそうですね。
まとめ
というわけで、改めて本日お伝えしたい結論はこちらです:
これでみなさんも「うるう年」で悩むことはなくなりそうですね!
素敵な2月ライフをお送りください!
それでは今日はこの辺で。