前回の記事で、二次方程式の解の公式についての「高校で習わない解法」について書きました。
分量の関係で「高校で習う方法」については割愛したのですが、気になった方もいるかと思います。こちらで簡単にまとめます。あちらの記事はしつこいぐらいしっかりと書きましたが、こちらは淡々と手順を進めていきたいと思います。
高校流の解き方
以下の一般の二次方程式
から出発します。この式を満たす が存在すると仮定して、式変形によって を係数 で表す式を導出します。
両辺を で割ります。
両辺に を加えて、平方完成します。
両辺に を加えて整理します。
両辺の平方根をとります。
両辺に を加えて整理します。
できあがり!
まとめ
簡単な代数的な操作「両辺に同じ数を加える」「平方完成」「平方根」によって、解の公式を求めることが出来ました。意図的に淡々と進めましたが、もう1つの方法と比べると一つ一つの手順の意味が希薄で、少々味気ない気もしますね。